本質をつかむ方法_本質観取を学ぶ

フッサール現象学とパターン・ランゲージ作成方法論

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内容紹介

(講座時間 2時間14分)

*本動画は2025年8月26日に実施したリアルタイムオンラインセミナーのアーカイブ画像です。

物事の「本質をつかむ」ということは、実に難しいことです。
得意な人はうまくできるのに、そうでない人のとっては謎に満ちています。
何をどう考えたらいいのかわからない「魔法」のようなものにさえ見えます。

しかし、あまり知られてはいませんが、「本質をつかむ方法」を明確化し、論じた学者がいます。
哲学者のエトムント・フッサールという人です。

彼は、「現象学」という独自の哲学的領域を切り拓きました。
そして、「本質観取」(本質を観て取る:Essence Intuition)という哲学的方法を論じました。

 

本セミナーでは、本質をつかむ方法である「本質観取」とはどのような方法なのか、わかりやすく解説します。
フッサールの言葉を紐解くとともに、みなさんの日常に活きるように身近な事例を交えて説明します。
参加に際しては、哲学の知識などは一切必要ないので、ご安心を。

本セミナーでは、「本質観取」とともに、その哲学的背景となる「現象学」の考え方についても、わかりやすく解説します。また、パターン・ランゲージ作成方法論との関係についても説明します(実践の本質/経験則を言語化するパターン・ランゲージを作成する際にも、本質観取をかなり駆使しているためです)。

知のワクワクを、お楽しみに!

講師プロフィール

井庭 崇(Iba Takashi)

慶應義塾大学総合政策学部教授。博士(政策・メディア)。株式会社クリエイティブシフト会長、パターン・ランゲージの国際学術機関 The Hillside Group 理事。専門は、創造実践学(パターン・ランゲージ)、創造の哲学(自然な深い創造)、未来社会学(創造社会論)。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同大学大学院政策・メディア研究科修士課程および後期博士課程修了。2009年にはマサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 Center for Collective Intelligence (MIT CCI) 客員研究員、2018年にはオレゴン大学 Portland Urban Architecture Research Laboratory (PUARL) 客員研究員として研究に従事。著書に、『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』、『パターン・ランゲージ:創造的な未来をつくるための言語』、『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』、『プレゼンテーション・ パターン』※グッドデザイン賞受賞(慶應義塾大学出版会)、『プロジェクト・デザイン・パターン』、『おもてなしデザイン・パターン』(翔泳社)、『対話のことば』、『旅のことば』※グッドデザイン賞受賞、『園づくりのことば』、『ともに生きることば』(丸善出版)、『ジェネレーター:学びと活動の生成』(学事出版)、『複雑系入門:知のフロンティアへの冒険』(NTT出版)等。

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久しぶりに井庭先⽣のお話を伺う機会となりましたが、これだけの難しい内容を、⾮常に分かりやすく解説して頂き、ただただ驚きと、こちらの知的好奇⼼を刺激して頂いたことに感謝しております。

これからの⼈⽣において思考のコアとなる考え⽅を知ることができとても有意義な時間でした。⽇常の⽣活や学び、創造的活動を⾏う際など様々な場⾯で実践していきたいです。

本質観取と現象学の関係について気づきがありました。ありがとうございました。事実の学問がアリストテレス的、本質の探究はプラトンのイデアに近いように感じました。